ドブと小舟と僕らの神話 (Full Ver.) - 尾崎雄貴 (おざき ゆうき)

詞：尾崎雄貴

曲：菅野よう子

ぜんぶ売り払い

ぜんぶやりなおす

こんな気分はじめてだよ

闇夜を歩き

路地裏を抜けて

河で小舟に乗りこむ

喉が乾いてお腹が空く

愛してほしい

きっと誰かから奪ったり

奪われたり

意味なく小さな生き物を

踏み殺したりする

僕らはそんなこどもたち

それを愛してほしい

支配される人虐げられる人

奪って犯して産んで

つくって 暮らす人

石の家王様の人

それを崖から落とす人

吐き出すための

抑えるための物語

知らなかった事みたい

それがどうなん事でも

僕に与えられなかった

なにかに触れたい

信じるか否定するかは

きっと章の節目で

選ぶ時間を与えられる

その時僕らは

遠くまで来た小舟の上

うづくまり思う

僕は誰なんだ

なんなんだなんなんだ

固化したの緑の水は

僕をつじはしない

ここはそな場所

何処だでそいう場所

探し求める人

眠りこけている人

こ盗んでつたてだくれる人

生きるという虚気世界は

愛したり憎んだり

この虚気から

僕は逃げよどしていた

感じるんだ胸のなかで

なくす凶暴の心

うまいように託された

僕自身に触れたい

手放すか胸に抱くか

きっと章の節目で

選ぶ時間を与えられる

その時僕らは

いずれかだ場所へ戻ろ

それがど何場所でも

僕に与えられなかった

なにかに触れたも

移られるか見失なるか

きっと章の節目で

選ぶ時間を与えられる

その時僕らは

ぜんぶ見つけよう

ぜんぶ見つめよう

こんな気分

はじめてだよ

凍てつく岸で

小舟を下りて

僕は街へと歩いてく