愛しい人 - PolyphonicBranch (ポリフォニックブランチ)
飛行機雲が
まっすぐなラインを
描いて消えた空を二人
見上げて寝転ぶ
君がいることが
あたりまえになっても
消して忘れない
未来の地図を描くこと
結ばれた絆の強さを
見つめあえば全てを忘れて
二人の世界が
広がってゆく
孤独さえ
君の温もりに消えて
はるか遠く
触れ合うたびつながる心と
埋められないものを感じても
ゆっくり歩いていこうと
誓った
愛しい人よそばにいて
見とれていたんだよ
月が照らす横顔を
瞬間は過ぎ去って
想い出に焼き付けられ
もしも君がいなく
そんな話はやめよう
不安がうずいて
会えない想いを包んで
いつかの声に耳を澄ます
触れあったら
すべてを忘れて
二人の世界が広がってゆく
終わりなんてないと
信じたいのに
胸を焦がす
君がやさしく笑うたびに
喜びと悲しみを感じて
それでもいいと心に誓った
愛しい人よそばにいて
離れるたび降り積もってゆく
二人の世界をつなぎとめて
あふれ出す言葉を
重ねてしまう
傷つけてしまう
君の温もりを感じても
未来の地図は
書き換えられても
ゆっくり歩いていこうと誓った
愛しい人よそばにいて