子守唄で眠れなかった
昨日の記憶が保存されないまま
眩しい朝日で瞼が重い
時計の針の音が希望を拐う
影が濃くなって
白紙のページを
潰されたみたい
どれも嫌になって
潰れたページを
眺めているだけ
空欄のまま