五分前に - 初音未来 (初音ミク)
明日を汚す僕らが
吐いた嘘も形も声も
誰かの事を想いのは
久しぶりだったから
どうにも今じゃ
それを嫌う僕には
到底解る筈もなくて
隣を歩くあなたの
笑う声も忘れてしまえたら
なんて
得意げに語るあなたを
撥ね除けてはそれを悔いた
繋いだ指はいつしか
解けたまま呼吸は無くて
それすら
振り返るあなたに隠す僕だ
見えない様に仕舞い込んだままで
眠ったままのこの景色
雪の似合う君は綺麗だった
開いた傷はどうやら
治る事などないみたいだ
頬に附けたガーゼは
すぐに落っこちてしまうのだから
借りてた古びた小説を
読まないまま君に返す僕だ
指先に絡む熱にさえも
微笑んで誤魔化すそんな僕だ
私は此処に居るよだなんて
それは酷く月並みだったけれど
眠ったままのこの景色が
頭から離れないままだ
廃れたこの場所を1人歩いた
すれ違う名も知らなぬ少女の声
見下ろした世界に息を吐いた
誰も知らない冬の話