雨と重さ - 感傷ベクトル
青いスニーカーと
右手に流れる
落ち合う場所は何処
知れない僕等は
止まないで 差す傘と
音叉が 震えても
最後の 音が降る
最初の 朝が来る
ねぇ ほら
黒いスニーカーの
上辺を流れた
折り合うことの意味
いらない僕には
覚めないで 差す傘が
想いに 崩れても
温度が 零れてく
声は 聞こえない
ねぇ ほら 今 廻り出す
ララ 雨 君 僕 溢れて
音叉が 零れていく
温度が
零れてく
最後の 音が降る
最初の 朝が来る
ねぇ ほら
最後の 音が降る
ねぇ ほら
最初の 朝が来る