星が降る 丑三つ時
泡沫の調べ
枯れた世界でも 君を探し
この歌を唄うの
流れ着く 道の果てに
何があるのだろう
ふわり 舞う霊
宙を漂う
ずっと夢見ていた
鳴き 嗤い ふたり
きっと元通りと
手を伸ばした
舞い落ちる 木の葉吹雪
玉響の調べ
ひらり 徒然のなるままに
この歌で踊るの
流れゆく 川のように
絶えず続く 現世
永遠に 変わらぬ色は
空に消えゆく
あるままに 在る世界と
空蝉の調べ
きらり 宵闇に光る魂よ
静かに堕ちるの
そっと手を握って
その 晴れた未来
もっと先にあると
歩き始めた
星が降る 暁の日
泡沫の調べ
枯れる世界でも 僕らふたり
この歌を唄うの
舞い上がれ 木の葉吹雪
この初音に乗せて
枯れた 世界の果て 何処までも
遥かに照らすの
嗚呼