逃がしてくれって声を枯らした
あたしの願いなど叶うでしょうか
目を合わせて喋れないんだ
喜怒哀楽のどれでさえ
愛してくれって何度叫んだって
君が見てんのはあたしじゃないな?
腑に落ちないことばかりだなぁ
この世界 世界はさ
「愛し方なんてわからないんだ」って
あたしの言葉は伝うでしょうか
振り返ることは出来ないな、ただ唄い続けるだけ
「ねえ 神様 視界はどうだい」夜を虚附く彼女は言うよ
「なぜあなたの目に映るあたしの横に誰もいない?いない?」
SOS鳴らしているんだ
もうそろそろ気付いてくれよ
今日もまたアスファルトのグレー照らすだけだね
放蕩 しようぜ
徘徊 しようぜ
正解なんて誰一人知らない
「愛してみようぜ」
「失ってみようぜ」
あたしの思うまま、逃げ出してみようぜ