影踏み - 齐藤壮马 (さいとう そうま)
词:hotaru
曲:yamazo
気づけばどれだけ
逃げてきただろう
ないなないな
もう見えやしないな
傷つきそうになったら
走り出してた
ないなないな
逃げたかったんじゃないな
ずるさも不器用さも
プライドも純粋な弱さも
覗かれたくないのに
どこかで
わかってほしくて
追いつけないんだ
その背中に
君は遠く先を行く
足りないところを見つけては
いつの間にまた
目を逸らし走り続ける
醜い本音でも
言ってしまえなんて
ないなないな
でもありなのかもな
やさしさも
お世辞もおだてるのも
社交辞令も
いつだって
饒舌でいられるのに
頭の中では
追いつけないんだ
その背中に
君は眩しく光る
日陰を選んで走っても
追いつけるはずないと知っても
その後姿を追いかけるうちに
気づいた
君はまるで逆さまの僕
理想の影だって
どこへ行ったんだ
その背中は
君は消えてしまった
僕は一人きり立ち止まる
追いかけるものなくなって
逃げる場所さえなくなって
やっと歩き出す
ここから遠く向こうへ