巡り巡る時を越えて
永久に響け
幾多の傷を辿り行く歴史の中で
朽ち果てど芽を残す王国の軌跡
少女は歌う忘れ得ぬ栄光の時を
永久なる命と共に
光注ぐ蒼穹に抱かれ母なる大地は目覚めた
失われた針を嘆き風と歌う
さやかに闇こゆる歌声爪弾く音色に寄り添い
巡り巡る時を越えて永久に響く
歯車は軋みだす
叫ように振り子を止めて
砕け散る欠片を残し
時針の文字盤
滴る雨露は癒す終わりが刻んだ傷跡
失われた針を嘆き君は歌う
砂に埋めし王国の伝わる歴史を紐解き
巡り巡る時を越えて風と歌う
永久に響くchronica ...