とおくで きこえる
わたしを呼ぶ声
貴方の涙の理由を
知ってたはずなのに
乾く前に 枯れる前に
全て 捧げようと
貴方にだけ
なにを求めるのか
誰を愛するのかさえ
わからず
灰のように朽ちていく心に
貴方のかけらだけは
手探りでも
かたちをなぞれば
長い眠りの中
貴方を 夢見るでしょう
ふたり 見慣れたあの
日々を何度でも
夜明けは貴方にだけ
空には もう果てがないから
なにを求めたのか
遠い日のわたしに今
問いかけ
砕かれ 色褪せ 落ちてく
あの かけらたちはどこへ
手探りでも
かたちをなぞった
長い夢の中で いま
貴方と また出会えた
ふたり願ったこの瞬間を
最後まで
ひろがる 蒼い空が
貴方をいつでも見てるから