孤独の海 - 霜月はるか
词：六浦館
曲：MANYO
震える唇から 漏れ出す吐息もまた
混ざり合う悦びを
得ることもなく消え去った
孤独を食み 渦巻く感情に
絡み取られ 動くことも出来ず
面を塞ぎ 闇に沈み込んだ
私の中 彷徨うの
行かないで その背中を見つめて
触れてしまえば すぐに罅く
波の音が かき消す
きっとこのまま
いられるはずないでしょう
熱を持つ胸の奥
忘れることなど無い
模った歓び
虚しく愛でていただけでも
まるで奇跡でも起こすかのように
積み重ねた薄氷の日常
耳を塞ぎ 瞼を閉じていても
深い傷を 刻み込む
そばにいて 憎しみを抱えても
欠けてしまえば 全ては終わる
昏く染まった過去から
呼び戻すのは 愛した孤独の海
（Lai-lai 導いて）
この声だけでも届いて
（Lai-lai 受け止めて）
灯りが揺らめく
行かないで その姿を見させて
求めても 儚く散るだけ
波の音も遠ざかり
きっとこのまま
往き着くのでしょう
孤独の海
残され 立ち尽くした
涙も果て 全てを終える
昏く染まった過去から
呼び戻すのは 愛した孤独の海
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