ささら - 太田裕美
青い透き通った空に
こころを浸れたら
もうはるかを会って
まるで淡い夢のように
あなたの肩先から
涙に触れました
両手を振ってあなたを呼んだ
見えないほどに
遠くへ行かないで
あなたがいつも
口音がした
気づいたときは
もう遅すぎるのね
いつか白いシャツで夜の
流れに流されたり
笑い声で頼み
恋は冷たく日が覚めた
夜風のようにして
松部をすり抜ける
両手を取って
あなたに聞いた
窓のところで
いつも待っていてね
優しい人はそっと困った
その悲しみは
何より来たいよね