余り(あんまり)傷つけないで
我を誰と心得よう
鼓膜の奥でding-dong(デインドン)
感傷のシグナルの音(ね)かが鳴り響く
失ワレタ言/葉(ことのは)/天ツ彼方へ...
憐れ
天(そら)に突き付けてる矛先は凶器となりて
鋭い牙を剝いて其の身を襲うでしょう
共に征野を彷徨ってる
我ら、哀しき旅人
終焉(しゆうえん)の果てにまだ見ぬ理想を掲げるならば
余り(あんまり)痛くしないで
朱殷(しゆあん)の花吹雪いとはしく(いとわし
記憶の端(ふち)に隠した
悲しい運命(さため)も御見せいたしましょう
失ワレタ感情/天ツ彼方へ...
四十八(しじゆうはち)色に還(かえ)した
小さな一粒(いちりゆう)は
いつか見事な実を結びて、祝福を与えよう
颊(ほお)に一片(ひとら)零れ落ちた
鳴呼!美しき欲望
黎明(れいめい)が紛れもない真実を照らすのならば
余り(あんまり)痛くしないで
我を誰と心得よう
鼓膜の奧でding-dong(ディンドン)
感傷のシグナルの音(ね)が鳴り響く
和らぎ(やわらき)忘れて、藍(あい)に沈めし欲望(ココロ)よ
制されては捨てた、生き場所(ば)を失くした感情(ココロ)よ
今こそ神話になるとき
さあ、吾(あ)が手に集えよ
「たわむれはもう終わりじゃ!」
余り(あんまり)痛くしないで
我を誰と心得よう
シグナルが鳴り止む刻(ト≠)
芳しい朱殷(しゆあん)の花片(かへん) 舞い上がる
失ワレタ言/葉(ことのは)/天ツ彼方へ...