鬼神卿 - Xepher (ゼファー)
万歳三唱精鋭に選ばれし者達よ
絶望の果てに待つ人物
至上最愛帝国様
拒否など許さぬ
命乞いをしてみろ
嗜虐な愛好者
警報の音が鳴り響く夜に
無秩序な中でさえも
確かに存在する哀に泣いた
「行かないで?いつだってずっと
君の笑顔を見続けて居たい」
再会の鐘が鳴らない事を知り
「忘れるないつだってそうさ
夢の続きは誰が為にある?」
揺るがない決意抱いた
飢えた者に告ぐ
食人嗜好と化して
嗜好的愛好者
赤紙が届いた二人の夜は
一秒刹那な時でも
時計の秒針刻まれるたびに泣いた
「さようなら?
もう二度と会えない
振り返らず先を歩いてね」
苦し紛れに出した言葉
「愛してる愛してるずっと
この身が滅びて朽ち果てても」
二人は背を向けた
欲望の果てに苦しみもがいた姿は
腐って骨格だけになった
哀れな鬼神卿だった
人々はそれを眺めて笑っていて
まるでどっちが
鬼神かわからぬ様だ
狂っているそう狂っていた