運命の女神 - ひとしずく×やま△ (Hitoshizuku Yamasankakkei)
词:ひとしずくP/やま△
曲:ひとしずくP/やま△
焼け焦げた貝殻の皿に
魂の林檎を供えて
欲望に染まる
手で握り潰す原罪
水面の月は紅く染まり
始まるわ最高のshow time
気まぐれと本気の勝負
今日のお相手誰かしら
今宵月が焦ゲ付クマデ遊ビマショウ
無慈悲なサイは投げられた
賭けるのはその身一つ
錆びれかけた
祭壇で願うのは幸福の輪廻
転がしては転がされ
5/6を握りつぶす
祈るだけ祈ったなら
「さあどうぞ
サイを振ってください」
六面体の裏側で
飽きもせず転がる林檎
無慈悲な女神様は
1/6の慈悲で微笑む
7度目の嵐を越えて
辿り着く海上の神殿
甘い仮面の下に
企むのは不届き
「麗しき花の女神様
黄金の林檎は如何」
少年はサイを
手にとり零れる笑みを隠した
紅い鳥がさえずるまで
眠らせない
無慈悲なサイは投げられた
賭けるのは「この実一つ」
望むものはただひとつ
「本当の君のヒトカケラ」
心揺らすサイはやがて
螺旋を転がり落ちて
転がりゆくその先の
真っ黒な海へ沈んでいく
荒れ狂う嵐とともに
狼狽えだす女神様
崩れ落る神殿
敗者放たれる「運命」の力
六面体の牢獄の奥
安らかに眠る君
償った罪はもう時効
さあ早くここから逃げよう
六面体の棺にはオモイダシテヨ
そしてサイは投げられた
賭けるのはこの実一つ
錆びれかけた祭壇で
願うのは葬られし
1転がしては転がされ
6/6を握りつぶす
この手を取ってさあ早く
ああもう時間がないんだ
悲しみ怒り喜び
戸惑い驚き憂鬱
全部全部受け止めて
ああ今歯車が廻り出す
六面体の角全部
鋭いナイフで削って
球体に変えたなら
さあもうサイは止まらない
廻り出した歯車は
運命の螺旋階段を
ぐるぐるり転がって
隠された棺の蓋が開く