ポケットの恋人 - 佃煮のりお
僕の好きな彼女の話をしよう
少し長くなるけど聞いておくれ
ある朝僕らは出会ったよね
本当はチョッビリ
嫌いだった君のこと
りはらな自分が恥ずかしくて
そんな気持ち一瞬で
消えて輝いてたんだ
それから僕の毎日は
少しずつ変わってたよね
君の笑顔見れるだけで
元気もらえたんだ
単純な僕を笑ってないよ
もっとこれを聞かせてよ
僕の好きな彼女の話をしよう
のろけ話になるけど聞いておくれ
僕らの距離四十五センチ
そばにいてね
君の体温いつもより少し熱いね
大好きな君はポケットの恋人
君と出会って今日で何年
覚えてるだなんて質問して
みどりこうするバカいろきり
答えてくれないだね
当たり前だよね
三年たって僕たちは
何か変わったのかな
同い年だった僕らは
いつか年が離れて
君はいつまでそこに途切れる
永遠なんてないよね
僕の好きな彼女の話をしよう
少し悲しくなるけど仕方ないね
僕らの距離四十五センチ
そのままで
縮まらない距離と
僕をならないけど
大好きな君はポケットの中で
この瞬間が永遠になればいいのに
あるわけないのに
そう願うばかりで
自分から何もできない僕
浮きるわけじゃないよ
どうか神様
終わりの愛スーロン
送るのは僕じゃありませんように
僕の愛する彼女とは話をしよう
近いと思っていたけどいいんだね
君との距離四十五センチ
変わらないで
永遠に届かない温度は気づいてた
それでいいそれで幸せなんだ
それで僕のポケットの恋人