夜(よる)を渡(わた)り逝(ゆ)く月(つき)に 潮(しお)は高(たか)く満(み)ちて
うみねこのなく声(こえ)は 不穏(ふおん)の云(くも)を招(まね)く
黄金色(コンジキ)の呪(のろ)いと 遗(のこ)されし言叶(ことば)と
ひめやかな微笑(ほほえ)みは 红(クレナイ)に渗(にじ)む
闭(と)ざされた眸(ひとみ)で 何(なに)を求(もと)めてる
壊(こわ)れたその欠片(かけら)を 集(あつ)めてみても
触(ふ)れた指(ゆび)を零(こぼ)れる 君(きみ)に届(とど)かない
饰(かざ)られた虚実(きょじつ) 爱(あい)がなければ视(み)えない
舞(ま)い踊(おど)る蝶(ちょう)の翅(はね) 梦(ゆめ)と现(ウツツ)行(ゆ)き交(か)い
许(ゆる)しあえる奇迹(きせき)を 愿(ねが)っていても
降(ふ)り止(や)まぬ雨音(あまおと)は 真実(マコト)も嘘(うそ)も隠(かく)す
声(こえ)は风(かぜ)に浚(さら)われ 君(きみ)に届(とど)かない
开(ひら)かれし宴(うたげ)と 选(えら)ばれし羊(ひつじ)と
络(から)み合(あ)う憎(にく)しみが 杯(さかずき)を満(み)たす
囚(とら)われた世界(せかい)で 何(なに)を探(さが)してる
缲(く)り返(かえ)す孤独(こどく) 爱(あい)がなければ消(き)えない
寄(よ)せては返(かえ)す 喜(よろこ)び 哀(かな)しみ
暗(くら)い夜半(よわ)の海(うみ)へ 流(なが)そう
涙(なみだ)も伤迹(きずあと)も 全(すべ)てが交(ま)じり合(あ)い
伪(いつわ)りの君(きみ)は 暗(やみ)の中(なか)へ
闭(と)ざされた眸(ひとみ)で 何(なに)を求(もと)めてる
壊(こわ)れたその欠片(かけら)を 集(あつ)めてみても
触(ふ)れた指(ゆび)を零(こぼ)れる 君(きみ)に届(とど)かない
饰(かざ)られた虚実(きょじつ) 爱(あい)がなければ视(み)えない
终わり