ひとりっきりの夏は - 南野陽子 (みなみの ようこ)
词:小倉めぐみ
曲:亀井登志夫
あなたにサヨナラをあげた日から
トキメク気持ちさえ
あの娘にさらわれたみたい
そっと日傘のかげでつくタメ息
海沿いのアスファルト
立ちすくんでるのダメネ
ひとりっきりの夏は
あなたばかりをふりむいてしまう
とおりすぎた道は
あざやかだった昨日がいっぱい
痛いほどきらめく
「あの頃に戻りたい」
ガードレールの向こう
濡れた浜辺
まっ赤なビーチボール
イジワルなほどはしゃいでる
あなたはポケットに
かくしてたね
あの娘の写真だって
気がついてたのよソウネ
ひとりっきりの夏は
笑い声だけ思い出すけれど
不安かさねながら
そしらぬ顔で涙を抱いてた
問いつめてしまえば
「サヨナラになるから」
そう無邪気な笑顔で
困らせたワ
つぎはなせなくなるって
みぬいていたのよソウネ
ひとりっきりの夏は
ムリしてつなぐ愛をほどくため
いつか見つけ出すわ
同じ心でよりそえる恋人を
痛いほどきらめく
「あの頃を残して」
ひとりっきりの夏は
あなたばかりをふりむいてしまう
とおりすぎた道は
あざやかだった昨日がいっぱい
ひとりっきりの夏は
笑い声だけ思い出すけれど
不安かさねながら
そしらぬ顔で涙を抱いてた
ひとりっきりの夏は