ラジエスセシア - 虎の穴 (とらのあな)
词:yuta
曲:ZUN
编曲:yuta
糸を束ねて手繰るその手は
凍りつき
薄く交わされた言葉はただ流され
朽ちてゆく希望を抱え 一歩一歩
暗く押し寄せる迷い隠し この道を
また繰り返し 明日が来るのだろう
掠れた想い
雨に晒されてもがく
丘を越えてはるかな旅路へ
長く長くゆらり先は霞みゆく
風に揺れる首飾り
心映す鏡のラジエスセシア
歩みは止めず 夢を
募る焦りは隠せずまだ絡みつく
固く閉ざされた扉は嘲けのよう
振り返り照らしてみても道はなく
綱を這わせては鍵を探す 彼方まで
渇いた胸に からりからりと脆く
崩れた世界 沈む
震える指は わずかな望みさえも
見つけられない
果てに残された一人
膝をついて叫びは虚空へ
代わる代わる はらり涙零れゆく
褪せて曇る首飾り
嘆き響く無常のラジエスセシア
どうかこの背に 羽を
ああ 探し求めど 影も形も見えず
この身には大きすぎたのか
枷にはめられた未来
砂をかぶる祈りは痛みへ
淡く淡く ひらり花は散ってゆく
陰り落ちる首飾り 終わり告げる
寡黙のラジエスセシア
光を願う 空へ