行かぬ春 - 957
词:mio
曲:mio
何気ない町を歩いていた
何気ない町を眺めていた
何気ない日々を想っていた
何気ない日々を過ごしていた
ふとした時に頬をなぞる
風の寂しさの意味も知らないまま
ひらり 切り取るような 花唇ひとつ
あの日あの時が今 溢れ出す
きらり 光を成す 青い記憶が
僕の胸の中にも ほら 「残ってる」
変わらない町を歩いていた
変わらない町を眺めていた
変わらない日々と思っていた
だけど
帰れない日々と分かったんだ
夕方 電車 窓の空 イヤフォン
朝 走り抜く空気 鼓動
五限の授業で身体は揺れる
机に教科書と落書き
放課後
笑い合う君と教室で何時までも
話をしていたかった
ずっとこのままでいたかった
ひらり 続く道に 花唇ひとつ
あの日あの時と今歩き出す
ふわり 瞳に映る その全てが
芽吹く僕の明日にも
ほら 「残ってる」
大切な日々を想っていた
大切な日々を過ごしていた
大切な日々は花になる
そして今日もまた ひらり 舞う