Long Goodbye
朝、目が覚めぬままで
ここを抜け出して
あなたが憧れて飛んだ
遠いあの場所まで....
目を閉じ見る恐怖は
"死ぬ前の景色と似ている"と
そんな気がした。
夜と朝の伱間で
隠しても探してしまうものほど
想ってしまう矛盾な日々の中で
願っても戻りはしないものほど
愛してしまう歪な人の定め
"またね"という言葉も
黒く染まってしまって
言葉が醜く思えたんだ
目を閉じ、見るあなたは
泣きながら笑って
手を解き離れて行くんだ
夜と朝の伱間へ
見ていてよ不恰好なこの身が
不安定でもそっと歩く様を
またいつか出逢えるその時まで
想っている歪な日々の中で