少し肌寒い風がぼくをなでつける
かわいた心にすきま風
僕は上着を羽織って前をしめた
黄色を吸った街並みに青がまじわる
束の間の夢に魅せられて
揺れてたぼくとはまた別の夢を
君は見ていた
はらりと舞う花
消えてゆく
空に憧れ舞い上がる淡い花びら
そのまま風に身をまかせて
思い思い遊んでいた
あの日の夢すらも
忘れていたんだ
ふわりと鳴る空
越えてゆく
ふわりと舞うから
あと少しだけ