思い返したらいつでも
手を握るのは あなたからだった
臆病(おくびょう)な私のせいだよね
無口(むくち)なあなたが時々
気持ちを言葉に乗(の)せてくれる
それだけで 私は幸せで
笑顔(えがお)になれて たのに
これからも恋人で いてなんて
とても言えない
わがままを 一つだけ
最後に抱(だ)きしめて
ごめんね ごめんね
私が弱くて
それでも あなたが 好きよ
りんごみたいに 赤くなった
私をからかう あなたの顔
思い出(だ)すだけで
どうしてだろう
涙(なみだ)が止(と)まらないよ
時は今
私だけ 置(お)き去(ざ)りに
流れ始(はじ)める
まだ少しこの気持ち
離(はな)したくはないよ
適度(てきど)に 伸(の)ばした
あなたの 癖毛(くせげ)が
優しく 風に揺れてた
忘れて しまえたなら
この胸のトゲは 消えるの･･･？
思うほど 寂しくて
その度(たび)に痛いよ
さよなら しなくちゃ
流(なが)れる 季節(きせつ)に乗(の)せて
二人が出会(であ)えたのは
神様のおかげだ けれど
二人が 芽生(めば)えたのは
私たちの思いが 重(かさ)なったから
それだけ それだけでいいの
私の愛した人よ
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