That department store - 日食なつこ (にっしょくなつこ)
词:日食なつこ
曲:日食なつこ
おさないころには母のくるまで
かぞくででかけた
大きなデパート
ボタンでうごく
ちゅうしゃじょうのきかいが
ひどくこわかった小さなじぶん
エレベーターにのって
6かいをめざす
町をみわたせるしょく
どうにでる
かならずだれかの
知りあいがいて
しょくごのソフトクリームを
たべてた
あのデパートの
さいじょうかいから見た
この町のけしきが
はてしなくおもえていた
あのころのぼくらは
きっとまだいるんだ
つぎの夏になくなってしまう
あのデパートに
大人になっても自分の車で
たまにでかけた小さなデパート
特別な日しか
行けなかったそこは
片道15分の場所だった
背伸びをしても見えなかった
ショーウィンドウの
一番上はビールと
コーヒーって知った
苦い大人の味
今日は忘れて
大きなソフトクリームを食べよう
あのデパートの最上階に行けば
この町じゅうに
果てしない夢を散らかした
あの頃の僕らに
いつだって戻れた
どこに行って
どんな大人に
変わっていたとしても
あのデパートの最上階から見た
この町の景色が
果てしなく思えていた
あの頃の僕らは
ずっとずっといるんだ
次の夏になくなってしまう
あのデパートに
あのデパートに
あのデパートに