春色メランコリー - GUMI (グミ)/のなめ
通いなれた道
春に色付いていく
変わっていく景色に
戸惑って
時に肌寒い
夜の空気が
私の胸の中通り抜ける
焦がれてた
あの言葉も涙も
宙に舞う
桜咲く頃
また繰り返す
届かないこの思いでも
何時しか消えてく
手を伸ばした
その瞬間に
色褪せていくものだと知る
ここで過ごした日々
昨日のことのようで
何でもない言葉を思い返す
大人になれないのは
私だけのようで
背伸びした未来に
目を逸らしていた
変わることも
変わらないことも
全部自分なのに
桜舞う頃街を彩る
華やいだ空気が私を置いてく
傷つくこと
ただ恐れてた
私には何も出来やしない
今もまだ
失うことに慣れずにいる
桜の花はもう
別れの時また思い出す
過ぎていく時間の中で
花を咲かす
散ってゆくその瞬間に
少しずつ大人になっていく
これから私は
桜散るまた繰り返す
届かないこの思い出も
何時しか消えてく
「少しだけ変われたのかな」
あの日の自分に問いかける
ずっと
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