松本潤さんがフツーな社会人の役を演じた、多分初のドラマのサウンドトラックですが、実によくできていて、日常の一般人のあらゆる生活のシーンで必要に応じてテンションを揚げ、ムードを醸し出し、悲しみを深くさせ、歓喜のファンファーレをとどろかす、そんなあらゆる曲調をこのディスクはとりそろえています。発売当初、待ちに待って購入以来、自分の生活のBGMとして、聞くというより使うというスタンスで頻繁にかけていますが、いったんかければもちろんドラマで松潤さんが演じたバンビーノの七転び八起きのストーリーの中で彼が見せてくれた虹色以上に鮮やかで色とりどりの表情が一瞬に脳裏によみがえることを禁じ得ず、そこがまた絶妙なご褒美です。
狙いの曲をかけても次に続く違うモードの曲を拒むことなく流し続けたくなることも多く、彼のファンなら手元に置いて愛用できる絶品に仕上がっています。
